仕掛け武器

狩人が獣狩りに用いる、工房の「仕掛け武器」の1つ

変形前は人ならぬ獣の皮膚を裂くノコギリとして
変形後は遠心力を利用した長柄の鉈として、それぞれ機能する

刃を並べ血を削るノコギリは、特に獣狩りを象徴する武器であり
酷い獣化者にこそ有効であるとされていた


狩人が獣狩りに用いる、工房の「仕掛け武器」の1つ

変形前は人ならぬ獣の皮膚を裂くノコギリとして
変形後は距離をとって戦う槍として、それぞれ機能する

刃を並べ血を削るノコギリは、特に獣狩りを象徴する武器であり
酷い獣化者にこそ有効であるとされていた


狩人が獣狩りに用いる、工房の「仕掛け武器」の1つ

斧の特性はそのままに、変形により状況対応能力を高めており
重い一撃「重打」と、リゲイン量の高さが特徴となる

元がどうあれ、獣は既に人ではない
だがある種の狩人は、処刑の意味で好んで斧を用いたという


古い狩人の用いた「仕掛け武器」

曲がった刀身の内側にも、追加の刃が仕込まれ
変形前は、長柄の曲刀として縦横に振るう事ができる
また変形により刃を畳み、短い連撃を叩きこむ

柔軟な戦術を可能とする「仕掛け武器」であったが
やがてノコギリなど、より獣向けの武器に取って代わられた

※要DLC:The Old Hunters


狩人が獣狩りに用いる、工房の「仕掛け武器」の1つ


刃を仕込んだ硬質の杖は、そのままで十分に武器として機能するが
仕掛けにより刃は分かれ、まるで鞭のように振るうこともできる

武器を杖に擬し、獣に対するに鞭を振るう様は、様式美の類である
それは、自ら獣狩りの血に飲まれまいとする意思だったのだろうか


古い狩人が用いた「仕掛け武器」

硬い獣肉をすら断ち切るための分厚い鉄の鉈は

仕掛けにより刃が分かれ、重い鞭のように振るうこともできる

無骨で、力に任せるその武器は、洗練とは言い難い
故に古狩人の狩りは凄惨で、その姿は赤黒い血に塗れていた

※要DLC:The Old Hunters


最初の狩人、ゲールマンが用いた「仕掛け武器」

すべての工房武器の原点となるマスターピースであり
その刃には、星に由来する希少な隕鉄が用いられている

ゲールマンは狩りを、弔いになぞらえていたのだろう
せめて安らかに眠り、二度と辛い悪夢に目覚めぬように


狩人狩りに代々受け継がれる、特別な「仕掛け武器」
最も古い工房の武器の1つ

仕掛けにより2枚に分かれる、その歪んだ刃には
星に由来する希少な隕鉄が用いられ
ステップなど、高速にのった攻撃で真価を発揮する


医療教会に古い「仕掛け武器」の1つ
獣の古い伝承にある、大型の杭を狩り武器に仕立てたもの

変形前は大型の剣として
また変更後は長柄のウォーピックとして機能する
出自に似合わぬ、極めて実戦的な武器である

※要DLC:The Old Hunters


特に医療教会の狩人が用いる「仕掛け武器」

扱いやすい銀の剣と巨大な石の鈍器という、極端な二面性をもち
特にその後者は「重打」の特性と大きな衝撃力が特徴となる

医療教会の工房は、狩人の「仕掛け武器」の二派の一方であり
かつて聖堂街のどこかに、ひっそりとあったという


特に医療教会の狩人が用いる「仕掛け武器」

教会の最初の狩人、ルドウイークが用いたことで知られ
銀の剣は、仕掛けにより重い鞘を伴い、大剣となる

ルドウイークを端とする医療教会の工房は

狩人に、老ゲールマンとは別の流れを生み出した
より恐ろしい獣、あるいは怪異を狩るために


かつてルドウイークが見出した神秘の剣
青い月の光を纏い、そして宇宙の深淵を宿すとき
大刃は暗い光波を迸らせる

「聖剣のルドウイーク」を象徴する武器であるが

その大刃を実際に目にした者は少ない
それは彼だけの、秘かに秘する導きだったのだ

※要DLC:The Old Hunters


医療教会、最初期の狩人として知られる、シモンの狩り武器

銃器を忌み嫌った彼のために、教会の工房が誂えた特注品であり
曲がった剣の大きな刃は、仕掛けにより弓に転じる

だが僅かばかりの友の他は、皆、シモンを嘲った
弓で獣に挑むなどと

※要DLC:The Old Hunters


カインハーストの騎士たちが用いた武器
大型の騎士剣と、彼ら独特の銃を組み合わせたもの

古くから血を嗜んだ貴族たちは、故に血の病の隣人であり
獣の処理は、彼らの従僕たちの密かな役目であった

従僕を騎士と呼び習わせば、せめて名誉があるものだろうか


カインハーストの血の女王
アンナリーゼを守る近衛騎士たちが用いた異邦の武器

薄く反った刀身には複雑な波紋が刻まれており

これに血を這わせることで、緋色の血刃を形作る
だがそれは、自らをも蝕む呪われた業である


時計塔の女狩人、マリアの狩武器
カインハーストの「千景」と同邦となる仕込み刀であるが

血の力ではなく、高い技量をこそ要求する名刀である

マリアもまた、「落葉」のそうした性質を好み
女王の傍系でありながら、血刃を厭ったという

だが彼女は、ある時、愛する「落葉」を捨てた
暗い井戸に、ただ心弱きが故に

※要DLC:The Old Hunters


工房の異端「火薬庫」の手になる「仕掛け武器」

簡易な銃と、槍を組み合わせた試作品であり
失われたカインハーストの武器を見真似たものとも言われている

単体としても特筆すべき性能を持つ武器ではないが
銃にもなる「仕掛け武器」は、他にはない特別なものだ


工房の異端「火薬庫」の手になる異形の「仕掛け武器」
古い狩人デュラの愛用武器としても知られる

複雑な機構により、ごく太い杭を叩きつけるように打ち出す
一撃必殺の武器であり、隙も大きく、使用難度は高い

もっとも、その使い難さこそが「火薬庫」の所以であるようだ


古い狩人の用いた「仕掛け武器」
工房の異端「火薬庫」の手になるもの

小炉付きの巨大な金槌であり、撃鉄を起こした後の一撃は

火を巻き、着弾時に激しい爆発を起こす

獣を叩き潰し、焼き尽くす
その端的な攻撃性は、獣を憎む狩人たちに好まれたという

※要DLC:The Old Hunters


工房の異端「火薬庫」の手になる異形の「仕掛け武器」
古い狩人、獣喰らいのヴァルトールの得物としても知られている

通常は、獣を殴り倒す槌鉾の類であるが

その真価は追加部の回転ノコギリにある

辺縁にノコギリの刃を配した円盤を、複数に重ねたそれは

機構により高速で回転し、獣皮と肉を細切れに削り取っていく

※要DLC:The Old Hunters


医療教会の工房で変人として知られた
アーチボルドの手になる独特の「仕掛け武器」

この奇妙な鉄球の槌は、マッチのように擦ることで
黒獣が纏うとされる青い雷光を人工的に再現する

ただし当時の狩人には、あまり好まれなかったようだ……


かつて殉教者ローゲリウスが率いた処刑隊の武器

カインハーストの穢れた血族を叩き潰し
夥しい彼らの血に濡れ、いまやその怨念を色濃く纏っている

車輪仕掛けの軌道により、怨念を解放すれば
その素晴らしい本性が露わになるに違いない


医療教会の刺客、狩人ブラドーの狂った狩武器
はらわたの、心の底に溜まった血を吸い
おぞましい本性を露わにする

それはまた、悪い血を外に出す唯一の方法だ
地下牢に籠もったブラドーは、そう信じ続けていた

※要DLC:The Old Hunters


アメンドーズと呼ばれる上位者たち
その中でも小型な個体の、腕の一本

厳密には「仕掛け武器」でも何でもないが
異常者の中には、これを武器として振るう者がいる

通常は骨の塊、硬く大きな鈍器のようだが
これを伸ばし振るうとき
先端は、未だ生きてるように蠢くという

※要DLC:The Old Hunters


背教者イジーの用いた獣の武器

忌まわしい不死の黒獣、その長骨を奪い、削り
縛り付けたこの武器は
いまだ生き、解放により使用者を一時の獣性に導く

獣性は攻撃により、傷つき裂ける肉と返り血により高まり
それを続けることで、更なる力と快楽を、使用者にもたらすだろう


海岸に打ち棄てられた上位者ゴースの遺体
その中に大量に巣食う、ごく小さな寄生虫

人に宿るものではない

ただ握りしめて殴る、武器とも呼べぬ一匹だが

この虫は「苗床」の精霊を刺激するという

※要DLC:The Old Hunters